COLUMN住まいのコラム

新築のきれいな状態を長続きさせるために入居前にやることを知ろう!

イエタッタ編集部
2021.12.12

新築のきれいな状態を長続きさせる

 

家を建てると、「新築のきれいな状態を少しでも長く保ちたい」と思うのが当り前ではないでしょうか。

しかし人が生活をしていくと、どうしても傷や汚れは付いてしまいます。

こればかりは避けられるものではありません。

 

この傷や汚れを防ぎ綺麗な状態を保つためには、入居前の準備がカギとなります。

入居する前に少し手を加えるだけで、新築のきれいな状態を保てるのです。

本記事では新築のきれいな状態を長続きさせるために、入居前にしておいた方が良いことを部屋別にまとめました。

それでは1つずつ確認していきましょう。

 

 

目次

▽キッチン

▽お風呂場・洗面所

▽トイレ

▽部屋全体・その他

▽まとめ

 

 

 

 

〇キッチン

キッチンの水回りのコーティング

水回りのコーティング:シンクなどの水回りは、ほぼ毎日使うことも多く水垢や汚れが付きやすい場所の1つです。

「後で掃除をしよう」と後回しにしてしまうと、水垢や汚れがこびりついてしまい落とすにも力と時間がかかります。

無駄な時間と労力をかけないためにも、入居前に水回りはコーティング剤を使い汚れが付かないようにしておきましょう。

 

コーティング剤には「スプレータイプ」と「液体拭き取りタイプ」の2種類があります。

スプレータイプは手軽さが魅力ですが、効果が1~3ヶ月と短めです。反対に、液体拭き取りタイプは少し手間がかかりますが、効果は3年ほど続きます。

最初に手間はかかりますが、先々のことを考えると液体拭き取りタイプがおすすめです。

 

換気扇には専用のフィルタを付ける:目線より上に付いているため見逃しがちな換気扇は、掃除をする頻度が少ない場所でもあります。

そのため気づいたら、換気扇が油汚れで真っ黒になっていることも少なくありません。

落とそうとしてもベタベタとこびりつき、簡単には落ちてくれないでしょう。

こうならないためにも対策として、フィルタ―を付け換気扇を汚れにくくします


フィルタの種類も様々ですが、手軽に使用したいのであれば使い捨て不織布フィルタを、長期的な使用を考えているのであれば、ガラス繊維や金属フィルタがおすすめです。

また、薄手より厚手のフィルタは油を吸い、油煙を通しにくい性質を持っています。

 

 

 

 

〇お風呂場・洗面所

お風呂場・洗面所

コーキングを保護する:コーキングとは、目地や隙間を埋めるために使用する充填剤です。

お風呂場のドアや壁のコーキングに塗装用のマスキングテープを張ることで、汚れやカビ防止につながります。

マスキングテープは、パテが余分な部分に付着するのを防ぐために貼っていましたが、最近ではカビや汚れを防止する目的で使用されています。

 

色や幅も豊富にあるため貼った部分が浮いてしまわないように、お風呂場の色に合わせると良いでしょう。

最近では、防カビ効果のあるマスキングテープも販売されています、

 

鏡に曇り止めを施す:お風呂場に鏡がある場合は、曇り止めを施しましょう。

水垢や汚れを防ぐ効果もあるので掃除も楽になります。

種類としては、フィルムタイプ液体タイプがあります。

フィルムタイプは商品にもよりますが、一度貼ると一年ほど効果が持続します。

 

しかし、フィルムを貼る作業に少し手間がかかるため、手軽に利用したい人には液体タイプが良いかもしれません。

鏡に直接塗る液体タイプは作業も簡単で手軽にできますが、効果が長続きしないため定期的に塗る治す必要があります。

 

 

 

 

〇トイレ

トイレ

換気扇に使い捨てフィルタを付ける:トイレの換気扇は、ホコリが溜まりやすいにもかかわらず見逃しやすい場所です。

外からではホコリが確認できないことも、見逃しやすい理由の1つでしょう。

ホコリが内側に溜まらないようにするためにもフィルタを貼り、溜まりにくい状態を作ることが大切です。

換気扇の形に合ったものを使いましょう。

 

 

 

 

〇部屋全体・その他

害虫の侵入を防ぐためにエアコンホースを塞ぐ

害虫の侵入を防ぐためにエアコンホースを塞ぐ:暮らしの中で、悩みの1つである害虫問題。

ゴキブリやムカデなど、出来れば出会いたくない相手です。主な侵入経路としては、排水ホースが挙げられます。

そのため排水ホースの穴をドレンキャップで塞ぎ、侵入経路を断ちましょう。

見た目が気にならないのであれば、目の細かいネットを被せることも方法の1つです。

 

害虫対策のために「燻煙剤(くんえんざい)」を使う:見えない部分や部屋全体に効果のある「燻煙剤」を活用することも覚えておきましょう。

入居前に使用することで、害虫に悩まされる心配も軽減されます。

そして入居後に燻煙剤を使用すると、家具や観葉植物に影響が出る可能性もあるので入居前に使用しましょう。焚く時間も、害虫が活発に動き始める夜に使用すると効果が上がります。

 

 

 

 

まとめ

 

・キッチンは水回りのコーティングを行い、換気扇はフィルタを付ける

 

・お風呂場と洗面所は、コーキングの保護と鏡にくもり止めを施す

 

・トイレの換気扇は内側にホコリが溜まりやすいため、使い捨てのフィルタを付ける

 

・害虫が侵入するのを防ぐために、排水ホースはドレンキャップで入口を塞ぐ

 

・害虫対策のために、入居前に「燻煙剤」を使用する

 

参考画像

https://o-dan.net/ja/

記事一覧に戻る