県産材こどもの城づくり事業~大工さんきの墨付け・ざみ作業~
すこ~し前のお話ですが、
突然、取引している材木屋さんから、3日ほどで、きざんで欲しい仕事あるんだけど、
お願いします。って、感じで、お願いされてしまった。 ※「きざみ」とは、建物の骨組みを加工することです。
まったく、内容も図面もない状態で依頼され、あとから、送られてきたメールを見てみたら、
以前、富山県建築士会青年委員会で行っていた、こどもの城づくり事業の建物でした。笑
当時、私は、実行委員長をしながら、担当の大工としても携わっていて、いい思い出も、大変だった思い出もあった事業でした。
どこかの団体が、引き継いだと聞いていましたが、半分ボランティアに近い形できざみができる大工さんは、ほとんどいないし、
慣れていないとできないと思いました。
とはいえ、内容を見てみたら、8角形の屋根。さすがにこれは、やったことがありませんでした。
プレカットでもお手上げで、小澤建築に、話が回ってきたみたいですが、
私も久しぶりに、墨付けの本を取り出して、計算しました。最後は、組み立てながら、合わせていきましたが、
何とか形になりました。
携わった、大工さんにとっていい経験になりました。が、3日は、大変でした。