自分だから出来る仕事
今、1000万年ぶりくらい久しぶりにテレビドラマを観てます。
「スタンドUPスタート」ってドラマです。
#2まで放送されまして、
なんかこの先ドロドロになっていきそうな気配がしましす。
ちょっと思ってた方向と変わってきそうで、
少し心配な点はありますが・・・
#1のお話、良かったですね。
大手銀行のエリート街道を走っていた林田支店長が
一度のミスで子会社へ出向させられ、
くすぶりながら
その子会社を馬鹿にしながら
仕事をして、銀行に復帰しようとしていた。
そこに主人公の「人間投資家 三星太陽」が現れて
起
紆余曲折あって、太陽のバックアップもあり
林田さんは
「銀行に相手にされないような小さなベンチャーの
融資企画書の作成指南をして、融資を引き出す」
ビジネスを始める。
個人ベンチャーの手伝いは、やりがいがあり
そのうちに林田さんも生き生きと仕事をしだす。
というストーリーでした。
(スゲーざっくりです)
そこで刺さったセリフがありました。
「銀行時代は、誰でも代わりができる仕事をしていた。
そのポジションにしがみついていた。
今は自分しか出来ない仕事をしている」
(細かなフレーズは違っていたかも)
人の役に立つ仕事に生きがいを見出した後の林田さんのセリフです。
林田さんの設定は50代
孔子の言葉に
「五十にして天命を知る」とあります。
十有五にして学を志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順う
七十にして矩をこえず
論語の中の有名なフレーズのひとつです。
人間が成長していく
どこかの段階で「自分しか出来ない天命」を知るタイミングってあるんだな
と、ドラマ見て思いました。
誰でも代わりがきく事って
前例通り、教わった通り、マニュアル通り、
ルール通り。
敷かれたレールを歩む事かもしれません。
レールから外れると、落ちちゃう怖さがあります。
独創的に、世のため人のため、
一所懸命に励むうちに、
「自分の天命」が見えてくるんでしょう。
自分で敷いたレールなら、落ちようがありません。
そしてその行く末は
決して、「自分が得する事。儲かる事」ではないはずです。
はたらくとは傍を楽にすること。
誰かの役に立つこと。
そこに「自分にしか出来ない天命」を見出したいですね。
さて、
ドラマの方は、ちょっと展開が変わりそうですが
久しぶりに観続けようかと思ってます。