COLUMN住まいのコラム

オーダーキッチンはどうつくる?VOL.2

イエタッタ編集部
2019.01.11

 

『コミュニケーション力』がオーダー成功のコツ

オーダーキッチン製作では、配置や間口のサイズなどを具体的に決めるよりも、まずはイメージを膨らませることが大切です。すっきりとシンプルなキッチン、カフェ風のキッチン、ステンレスでかっこいい厨房など、「どんなキッチンを、どう使いたいのか」を整理すると、依頼された側もより的確なプランを提案できる。

そして、その整理をした内容をいかにうまく伝えるかが、オーダーキッチン成功のコツ。例えば好きな写真を見せる。また、キッチンには直接関連のないような、好きな本やレストランといった雑談からヒントが拾えることも。コミュニケーションを重ねるほどに、「この人のためなら」と、プランナーもより親身になってくれるはずです。

 

オーダーキッチンのプロセスを知ろう

 

オーダーキッチンの依頼先が決まったら、早めの段階で家を設計している建築家やプランナーと情報を共有しましょう。インテリアにもなじむキッチンをつくるためには、設計者とのフィードバックが必要不可欠になります。

次にキッチンショップのプランナーとも打ち合わせを重ね、プランや仕様などを細かく決めます。概要が整理された段階で見積もりが出るので、金額と要望のバランスを見ながら正式な契約を交わします。。

寸法や色のサンプル、配管や配線も含めて図面に落とし込みが済んだら、材料発注。通常は1~3週間ほどで納品が可能ですが、海外などの希少なものになると、手配に時間がかかることもあるので工事の開始時にそろうように余裕をみておきましょう。

 

気になるコストやデザイン

 

キッチンの広さ、使う素材や設備によって、かかる費用は100万円~1000万円くらいまで幅が広いです。見積もりの詳細から「本当に必要なのかどうか」を見極め、予算と合わせて検討をしましょう。自分でコストの調整をし、バランスのとれるのがオーダーならではの良さです。

また、面材に個性的な色や柄を使いたいなら、LDKのインテリアとトータルで想像してみましょう。使用する面積や周囲とのなじませ方で印象がガラリと変わるので、プランナーとも相談するといいですね。

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