COLUMN住まいのコラム

キッチンプランは最初に考えるのがベスト!VOL.1

イエタッタ編集部
2018.12.07

かつてキッチンは間取りや建築計画が決まってから、最後に決められた間口にはめ込む「設備」でした。レイアウトやサイズもあらかじめメーカーがI型、L型、2列型、対面とおおよそのプランを設定し、ユーザーはそこから選んでいました。ところが今は、キッチンに対しての要望が多様になり、既製品では対応できないケースも増えてきました。

 リビングと一体のオープンスタイルにしたい、お気に入りの器や調理器具を飾るシェルフをつけたい、パントリーとつなげたい…など。こういった要望は家全体の間取りと一緒に考えていくことで、より最適なプランができます。

 オーダーを取り入れる場合、商品選びも早めに決まれば予算や納期の調整もしやすいので、打ち合わせの始めの段階から相談するといいでしょう。家の設計を建築家に頼みたいけど、キッチンだけは別の会社にお願いしたい!といった場合は特に早めに相談しましょう。

 

キッチンにはどんなメーカーがあるの?

キッチンは大きく分けて、「大手の国産メーカーキッチン」と「国産のカスタムキッチン」、「海外からの輸入キッチン」、そして「注文してつくるオーダーキッチン」があります。

国産メーカーのシステムキッチンは多くのハウスメーカーで対応が可能で、大半のメーカーが充実したショールームを持っているので、事前に具体的な仕上がりを確かめることができます。水回りや収納、お手入れ面での機能は各社とも世界一のレベルといえます。パッケージプランなども充実しており、コスト面で有利な商品も選べます。ただし、シリーズによってはテーブル型やデザイン重視など、家具的な表現力や、自由度に制限があることもあります。

 

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