COLUMN住まいのコラム

素材のおはなし

イエタッタ編集部
2018.11.16

『肌で心地よく感じられる素材を選ぼう』

ビニールやプラスチックといった新建材よりはるか前から人々に愛されてきた、無垢の木や石といった自然素材。特に肌に直接ふれる部分に使うと、その心地良さを実感できるはずです。

そのため、素材を選ぶ際はインターネットやカタログの画像を見るだけではなく、サンプルを取り寄せてみるのがおすすめです。さらに、その素材を実際に使いたい場所(キッチンカウンターや床の上など)に置いて数日間過ごしてみると、自然と肌になじむ素材が見つかるでしょう。

戸外に近いスペースには硬い素材、建物の奥にはやわらかい素材と、質感にグラデーションをつけると、室内でのくつろぎ感が高まります。たとえば玄関アプローチは硬い自然石、玄関ホールは少しやわらかいテラコッタタイル、室内にはもっとやわらかいフローリングといった具合に。もし屋内に外を感じられる空間をつくりたいなら、そこだけ石やタイルといった硬い素材を使う手もあります。

 

素材は見た目だけではなく、肌での感じ方も考えて選ぶことでひとつひとつの空間が素敵に仕上がるはずです。

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