COLUMN住まいのコラム

住宅ローンの種類

イエタッタ編集部
2018.04.11

多くの方が一生に一度の大きな買い物として住宅を購入し、利用する住宅ローン。金額も大きく返済期間も長くなる住宅ローンは、その後の生活に大きな影響を与えます。無理のない借入、無理のない返済が大切です。

 

 

【民間ローン】

民間ローンは、銀行やJA、ノンバンクが扱う融資で、それぞれ利用条件が異なり、融資タイプも固定金利から変動金利までさまざまなバリエーションの商品があります。キャンペーンや取引状況による金利の優遇制度、病気や失業で収入がなくなったときの返済補償など、特色のある商品も数多くでています。

 

 

【フラット35】

住宅金融支援機構と民間金融機関が提携した、長期固定金利の住宅ローンが「フラット35」。この商品は、最長35年で全期間固定金利。公庫がローン債権を買い取って証券化するという方式で、金融機関側は自ら資金調達せずに長期固定金利型の商品が提供できるため、多数の金融機関で取り扱いされています。長期にわたる住宅ローンは、変動型だとライフプランに大きな影響を及ぼす場合があり、固定金利は市場金利が上がっても変わらないのが長所。また「フラット35」では、保証料や繰上返済手数料もかかりません。全期間同金利タイプのほかに、返済期間が10年経過時点で金利が変更される段階金利の固定金利型商品や、「フラット35」と変動金利型、固定金利期間選択型の住宅ローンを、金融機関が一体的に融資する商品などもあるので、人生設計に合わせて選択できます。

金利はすべてが統一されたものではなく、各金融機関ごとに設定されているので、プラン時点での金利チェックも忘れずに行ってください。

 

 

【公的ローン】

国や自治体が住宅取得支援のために用意している公的ローンは、一般的に低利の長期固定金利タイプが中心です。

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