COLUMN住まいのコラム

世帯別の設備の選び方

イエタッタ編集部
2018.01.17

世帯ごとに適した設備を選ぶことで家事の負担が減り、暮らしにゆとりが生まれます。

 

 

〈子育て世代〉

・キッチンにいながら、子供の様子がいつでもわかるように、リビングダイニングが見渡せるようなレイアウトがおすすめ。料理や後片付けをしながらでも、常に目が配れるように。

・子供がラクガキをしても大丈夫な壁を設けることで、頭ごなしに怒る必要がなくなります。消しやすい素材の壁紙や建材が出ています。ホーロー製の壁材はお絵かきだけでなく、家族の伝言板にしても。油性ペンで描いても消せますし、磁石もくっつくので便利です。

・ベビーカーや子供の遊び道具、スポーツ用品などをしまえる玄関収納を作ると便利。土間続きの収納なら土や泥がついていても掃除がしやすいです。

 

〈共働き世代〉

・汚れにくく掃除しやすいシンクを選ぶとお手入れが楽になります。野菜くずなどをスムーズに流してくれる形状のものだったり、汚れやキズに強いコート加工がしてあるものなどがおすすめです。

・室内干し用の設備があれば、夜間に洗濯が済ませられます。そのうえ雨の日も安心です。部屋の端などに竿を上下させるタイプの物干しを設置するのが手軽な方法です。干した後は天井近くまで上げておけば邪魔になりにくいです。

・リビングに置きっぱなしになりがちなカバンや上着をしまうための収納があると便利。玄関付近やリビングに来るまでの廊下などに設置すると使いやすい。

 

〈シニア世代〉

・重労働なレンジフードの掃除の負担を減らすためにお手入れが簡単なものを。ファンが自動で回転することで油を吹き飛ばしてくれるので10年間掃除がいらないものなどもあります。

・衣替えの負担をなくすためにオススメなのがウォークインクローゼット。年に2回といえど、結構大変な作業なのでそれがなくなるのは有り難いですね。

・センサーでトイレの蓋の開け閉め、洗浄などをしてくれるタイプなら、体の向きを変えるのがつらい人でも安心して使えます。

 

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