COLUMN住まいのコラム

自分たちだけの家づくりノートを作ろう

イエタッタ編集部
2018.01.07

 

 家づくりを始めるとき、建築会社に自分たちの希望をしっかりと伝えることが大事です。そのために役に立つのが文章や写真で伝える家づくりノートです。上手くイメージを伝えて、思い描いたマイホームを実現させるために一役かってくれることでしょう。

 また、家づくりのための備忘録にもなります。ぜひ家づくりノートを作ってみましょう。

 

 

【家づくりノートの作り方】

 

 

・ノートを用意

 まずはノートを用意しましょう。お好きなノートで構いません。パソコンやタブレットでいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、チラシや雑誌などで気に入った間取りや設備の写真を貼っていきたいので、アナログがいいと思います。

 

 

・「不満」、「希望」を書き出す

 ノートが用意出来たら、現在の「不満」と「希望」を書き出しましょう。場所ごとに分けて書くといいです。漠然としていても不満や希望を把握することが大切です。不満・希望を整理してまとめることで理想の家が見えてくると思うので、情報収集がしやすくなるはず。

 

 

・情報収集をする

 チラシやパンフレットなどを見て「いいな」と思うものを切り取って貼りましょう。カタログや雑誌を切り取るのを躊躇する場合はふせんをつけるなどでもいいでしょう。また、家づくりのヒントは雑誌などだけではなく、出かけた先にも。雑貨屋さんやカフェなどにも色々なアイデアがあるはずです。写真を撮って残しておくのもいいかもしれません。

 

 

・ノートに貼る、書く

 集めた情報をキッチン、玄関などの場所ごとに分けて貼り、そのときに思ったことや検討したいオプション、値段などをメモしておくといいです。なぜなら家づくりは時間がかかるうえ、考えることもたくさんあるので、うっかり忘れてしまうことも少なくありません。

 

 

・ポイント

 家づくりノートは、形式張る必要も、構える必要もないです。思いついたことを、その都度メモするだけOKです。ただ、後から見たときに分かりやすくするために、「いつ」「誰が」「なぜ」ということを抑えておくといいです。例えば、間取りを変えた後いろいろ考えているうちにやっぱり納得いかなくなり、「そもそもなんで変えたんだろう?」となったとき、どういう理由で変えることを決めたかが分かれば、その後の検討もしやすくなります。

 

 

・家族でイメージを共有する

 自分以外の家族が考えているイメージは、わかっているようでわかっていないこともしばしば。ノートにイメージをたくさん集めておくことで、家族でイメージを共有することができます。共有することで、「自分はこういう部屋がいい」、「自分はこういう間取りにしたい」など、こだわりがきちんとわかります。そして同時に、全部の希望を叶えるのは難しいことも見えてきます。「採用したいもの」の優先順位を考えて決めておくと、後でケンカになることもないでしょう。

 

 

・なんでもメモ!

 インターネットのブログ記事などで気になった情報もメモしておくといいでしょう。情報そのものでもいいですし、ブログの名前や記事のタイトルなどでも。そうすると「どこかで見たことある気がするけど、思い出せない…」なんてことにもなりません。

 

 

・打合せにノートを持っていく

 イメージを伝えるためにももちろんですが、打ち合わせの最中にメモを取るために持っていきます。大事なことは、必ずその場でノートにメモを。そして書いていることで、相手に「この人には中途半端なことは言えないな」とゆう緊張感が生まれます。営業さんや設計さんがメモを取っている場合でも、「あなた自身」が書くことに意味があるのでちゃんと書くようにしましょう。もし後々トラブルになってしまった場合にも役に立つかもしれません。

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